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国際関係学総代スピーチ

謝辞国際関係学研究科 2024年度修了生

国際関係学研究科国際関係学専攻 修士(国際関係学)

Puneet Raina

おはようございますご来賓の皆様、槍田理事長、橘川学長、両研究科長、尊敬する教員の皆様、学術・事務・支援スタッフの皆様、家族の皆様、そして親愛なる友人の皆様。国際関係学研究科のプニート・ライナと申します。本日、学位授与式を開催していただき、卒業生一同、心より感謝申し上げます。

 

国際大学(IUJ)は、中山素平や大来 佐武郎といった伝説的な創設者たちのビジョンによって生まれた、真にユニークな大学です。彼らは生涯を通じて、日本の驚異的な成長と繁栄をリードし、IUJを通じて平和、進歩、相互理解に基づく持続的なビジョンを世界に提供しました。このビジョンは教職員によって育まれ、そして卒業生である私たちはその代表であることを誇りに思っています。

 

IUJの学生の多様性にこのビジョンの実践が見られます。周りを見てください私たちはアフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、中東、中央アジア、南アジア、東南アジア、東アジアから集まった、まさに世界の縮図です。IUJで築かれた友情は、私たち全員にとって永遠に大切なものとなり、私たちを永遠に結びつけます。多くの先輩たちがすでに世界中でIUJのビジョンを推進しており、私たちも今、自分たちの貢献を始める時が来ました。今日卒業する皆さんに言います前進し、輝いてください。

 

この瞬間は、私たち個々の旅路を振り返る時でもあります。IUJに来るまでには、それぞれがユニークで時には困難な旅をしてきました。IUJでは、厳しい新潟の冬に耐え、愛する人々と離れ、多くは家庭や仕事を抱えながらも学業を続けました。今日、私たちは人生の重要な節目に立っています。皆さんに言いますあなたたちはやり遂げました、おめでとうございます頑張ってよくやりました。

 

日本で学ぶことは私たち全員にとって素晴らしい機会でした。ここで学んだ数多くの素晴らしい人生の教訓のうち、4つをお伝えしたいと思います。

 

まず、桜の美しさを皆さんと共有できました。言葉では表現しきれないその美しさは、同時に私たちの時間の儚さと貴重さを教えてくれます。

 

次に、達磨人形の象徴する意味七転び八起きこれは、人生が挑戦と試練に満ちていることを思い出させてくれます。しかし、達磨人形のように、何度倒れても立ち上がることが大切です。成功は、忍耐強く努力する人に訪れます。

 

三つ目に、日本の言葉「初心忘るべからず」。日常の喧騒の中で、初心を忘れず、目的と精神を見失わないようにしましょう。

 

そして四つ目に、ビリケン像が象徴する「あるべき姿の人生」。親愛なる友人たち、自分が描く人生を実現するために努力してください。

 

最後に、私たちの家族の貢献を忘れてはなりません。皆の支え、犠牲、愛がなければ、ここにいることはできませんでした。ここにいる家族、ライブ配信を見ている家族、そして心の中で共にいる家族に感謝の意を表します。私の家族もここにはいませんが、いつも心の中にいますスレシュ、サリタ、プレラナ、ゾラワー、ロネン。

 

最後に、私たちの多くが日本各地を旅しましたが、どこへ行っても日本の皆さんから大変な親切、敬意、友情を感じました。この場を借りて、日本の皆さんに心からの感謝と尊敬、愛情を込めてお礼申し上げます。どこへ行っても日の丸は私たちの心の中に特別な場所を占めています。

 

改めておめでとうございます。そして、ありがとうございました。