第1回国際SDGsフォーラム兼第2回オープンフォーラム“世界と繋がる”公益社団法人日本工学アカデミーSDGsプロジェクト主催、国際大学共催が、2018年1月28日に国際大学にて開催されました。午前中のセッションでは、SDGsに関連したファイナンスに関わる問題についてプレゼンテーションと議論が行われました。その中で国際大学伊藤晴祥准教授が趣旨説明及び日本及び世界でのSDGsファイナンスの事例紹介を行いました。MBA修士2年生のMoses Ayuk Bateさんは、アフリカに焦点を絞り、SDGsファイナンスの事例紹介を行いました。地球環境戦略研究機関のZin Zhou博士は、SDGs各課題の関連性とネットワーク分析に関して発表し、SDGsの達成に向けて有用な分析手法について解説がありました。 午後には、国際大学伊丹敬之学長から開会挨拶があり、伊藤准教授が青山学院大学大学院北川教授の代理で国際SDGsフォーラム開催にむけて趣旨説明を行いました。その後、日本工学アカデミーSDGsプロジェクトリーダの武田晴夫氏がSDGsの産官学連携について報告を行いました。そして11人の国際大学学生が9か国(セネガル、ウズベキスタン、ミャンマー、ベトナム、南アフリカ、エチオピア、スリランカ、マダガスカル)を代表して7つの目標(Goal 1: 貧困をなくそう、Goal 4: 質の高い教育をみんなに、Goal 5: ジェンダー平等を実現しよう、Goal 8: 働き甲斐も経済成長も、Goal 9: 産業と技術革新の基盤をつくろう、Goal 11: 住み続けられるまちづくりを、Goal 16: 平和と公正をすべての人に)に関して各国の問題と目標達成へ向けた提案を行いました。 プレゼンテーションの後、目標毎にグループに分かれて、各国の課題、解決策、日本企業の貢献について議論がなされました。活発な議論があり、参加者の方々も大変に有意義な時間を過ごされたようでした。特に国際大学の学生との交流を通じて現実の問題を把握することができ、効果的なファイナンスのスキームを構築するために必要なことが理解できたとのことでした。このフォーラムをきっかけとして世界各国がつながり、SDGsが達成されることを期待しております。 当該フォーラムは、日本工学アカデミーSDGsプロジェクト、価値創造とイノベーション研究部会、日立製作所のスタッフの方々、国際大学のスタッフ、教員、在学生、特に以下に記載するIMとIR Councilの皆様のおかげで成功裏に終わることができました。ありがとうございました。 IM Council Mariam January Zoubeir Tkiouat Parvina Khujaeva Omer Mohammedahmed Asma Bahri Nguyen Minh Quan Yousra OUAHABI AL…